Career

人間にとって重要なのは『挑戦』であり、成功と失敗はただの残りカス。

  1. 365日のビジネス洋書 >
  2. Career >

人間にとって重要なのは『挑戦』であり、成功と失敗はただの残りカス。

こんにちは!Kenです。

本日もちょっとだけ日々を豊かにする、『厳選ビジネス洋書』をご紹介していきます。

今回ご紹介するのは、Alex Banayan 著

『THE THIRD DOOR』 です。

本書は、著者アレックス氏が19歳の時に行った。

ビル・ゲイツ、レディ・ガガ、ウォーレン・バフェットなど大物達に対する直撃取材の結果をまとめたものです。

バナヤン氏は成功者達が、いかにしてキャリアを積んでいったのか調べようとしたのです。

本書が秀逸なのは、ただ著名人の言葉をまとめただけではなく、

ただの貧しい大学生だった彼が、

いかにして、資金集め、調査、移動、取材に時間を使うことができたのか、

その過程を詳細に記しているところです。

ただの、といっても、のちに19才にして全世界で読まれるベストセラーを生み出し、

最年少のベンチャーキャピタリストになるくらいですから、

只者ではなかったのでしょうね(笑)

さて、今回は本書でぐっときた部分をざっくりと解説していきます。

Tips : インサイドマンを味方につける。

本書の共通テーマは、メンターの価値です。

インサイドマンと表現される、

近づきたい対象の中にいる人にバナヤン氏が気に入ってもらい、

協力を得て、前進していく様子が描かれています。

人には熱意のある人物を応援したいという気持ちがあり、彼はそれを利用したのです。

もちろん全員ではありませんが、

彼の熱意を気に入った数名が、アドバイスをしてくれました。

例えば、

コールドコールやダイレクトメールなどは、

どんなにアプローチがクリエイティブであったとしても、

さほど上手くいかず、苦しんでいた時に、

「常により良い方法を実験すること。」

「ダメならアプローチの方法を変えること。」

といったアドバイスをもらうことができました。

そこでアレックス氏はウォーレン・バフェット氏のアシスタントに、1足のシューズを送りつけ、

『足をドアの中に入れようとしてみました。』

というメモを添えました。

この戦略は、セールスのプロによって、利用されている、プレゼントとユーモアの作戦です。

しかし、たくさんの優れたセールスが同じような戦術を持って、取り組んでいるため、

差別化できず、しまいには、バフェット氏のオフィスは出禁になってしまいました。

流石のバフェット氏はガードが高かったですが、

このようにして一流達からアシストを受けることで、

バナヤン氏は、挫けずに、前進を続けることができました。

結論:既に自分の辿り着きたい場所に到達している人を味方につけ、助言を受けることで、挫けずに前進を続けることが可能です。

Big Idea:自分だけのサードドアを見つけ、粘り強く進んでいけ!

バナヤン氏は多くの偉大な人々との会話を経て、

たった1つの共通点を見出しました。

彼らはみんな既定のルートを歩まず、自分専用のショートカットを見つけ、

勇気を持って進んでいったということです。

彼はこのクリエイティブな道を、『The Third Door』と呼びました。

なぜ、Third Doorかというと、

ナイトクラブに喩えているからです。

クラブには、みんなが並ぶメインドアと、

VIP用のセカンドドアがあります。

普通は、みんなこの二つの入り口のどちらかから入るわけですが、

多くのゼロから大きな成功を納めた人は、

以上の2つの扉のどちらでもなく、

行列から飛び出し、裏道を駆け抜け、

何百回もノックして窓を乗り越え、

キッチンをこっそり通り抜けたその先にある、

自分だけの扉(Third Door)を見つけているのというのです。

結論:バナヤン氏が取材した成功者は皆、

規定ルートを外れて、泥臭く自分だけの道を見つけ、

粘り強く努力した結果として、成功を納めていました。

Conclusion : 成功や失敗は『挑戦』の残りカスに過ぎない。

彼は確かに、たくさんの有名人と会うことに成功しましたが、

彼のミッションは、大変な道のりを辿りました。

常に、拒絶され、

多くの過ちも犯しました。

しかし、全てが終わり、最後に彼は気づいたのです。

成功と失敗は、対極の存在ではなく、

どちらも単に、挑戦をした『結果』であり、

最も重要な部分は『挑戦』だということです。

アレックス氏は、挑戦の中で多くの失敗を犯しました。

しかし、彼は失敗から多くのことを学び、

そして、失敗こそが彼を人として成長させたのです。

彼は、

失敗→学び→修正→成熟

というサイクルの重要性について説いています。

私は、本書を読んで『論語と算盤』にある、

「成功や失敗というのは、結局、心を込めて努力した人の身体に残るカスのようなものだ。」

という言葉を思い出しました。ちなみにこの言葉は次のように

続きます。

「現代の人の多くは、ただ成功とか失敗とかいうことだけを眼中に置いて、それよりももっと大切な「天地の道理」を見ていない。

彼らは物事の本質をイノチとせず、カスのような金銭や財宝を魂としてしまっている。

人は、人としてなすべきことの達成を心がけ、自分の責任を果たして、それに満足していかなければならない。」

アレックス氏も、自身が成功したいという思いで、あれやこれや努力して、その結果、人格が成熟することこそが大切なんだと最後に説いています。

19歳にして既に、晩年の渋沢栄一氏が至ったような心持ちに至っている老成感に、私は恐怖すら感じました。

結論:成功や失敗は、懸命に『挑戦』した後に残る、ただの残りカスに過ぎない。

まとめ

まとめになりますが、本書は、

ただのしょうもない自己啓発書ではなく、

若干19歳の少年が書いたとは思えない、

哲学的な書籍に仕上がっています。

万が一、あなたが今、

「人生を前向きに歩んでいくためのモチベーションが足りない。」

という場合、ぜひご一読されることをオススメいたします。

本書が『挑戦』を続ける勇気を与えてくれるはずです。

翻訳版を読んでみる。

  • この記事を書いた人

Ken

あなたの悩みを解決する厳選ビジネス洋書を1日1冊ご紹介しています!

-Career
-, , ,

Copyright© 365日のビジネス洋書 , 2021 All Rights Reserved.