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実行力を高める4つのコツとは?

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実行力を高める4つのコツとは?

こんにちは!Kenです。

本日もちょっとだけ日々を豊かにする、『厳選ビジネス洋書』をご紹介していきます。

突然ですが、皆さんは、

「良いアイデアはあるのに実行に移せない。」

「状況を打破する優れた戦略は思いついているのに、気づけば何もせずに時間が過ぎてしまっていた。」

なんて経験はありますか?

私は、日々それで苦々しく生きております。

情報のフラット化で、全ての人が優れたアイデアを持つ時代になりました。

しかし、そのアイデアを実行に移し形にしてしまう人は非常にレアです。

実行なき良いアイデアには残念ながら価値がありません。

今回ご紹介する、

『 The 4 Disciplines of Execution 』 で、

著者の Chris氏、Sean氏、 そして Jim氏は、

世界中の20万人を超えるリーダー達について調査し、

なぜどんなに優れた人であっても『実行』で苦しんでいるのか 調べました。

答えにはバラエティがありましたが、

全ての方に該当するたった一つの共通点があることに気づきました。

それは、

『雑務』に気をとられていること です。

意志力やら、メンタルやら何やらでもなく、

とにかく、

実行を妨げる真の敵は、『雑務』だったんです。

どんなに優れたリーダーでも、

日常の雑務が多すぎて、

新たな素晴らしい戦略を実行する時間が取れなくなっていました。

「この1週間は本当に忙しかった!」

「だけど、何も成し遂げてない、、、」

という経験をしていたのです。

なんともシンプルな答えですね。

著者達は、そういった雑務を 『whirlwind』(つむじ風)と呼んでいました。

例えば、返答の必要なメッセージや、

リアルタイムで出るべき重要な電話、

ミーティングの準備、

絶え間なく生じる問題などです。

こういったタスクは、緊急性が高く、

重要なタスクと緊急なタスクがあれば、人は必ず緊急なタスクを優先してしまいます。

逆に言えば、

重要なことに取り組む時間を作るには、

緊急性の高い仕事に気を逸らされないための強力な戦略 が必要になるのです。

というわけで今回は、

本書で学んだ、実行力を高める4つの強力なコツについてざっくりとご紹介していきます。

本当に大切なことをどんどん実行するための4つのコツとは?

①WIGに集中する。

WIGとは、Wildly Important Goalの省略語です。

単純に1番重要な目標のことですね。

ただ、言葉の意味は単純ですが、その見極めは非常に難しいものです。

「あなたの最も重要な目標はなんですか?」

と聞かれたとしたら、

あなたは何を取り上げますか?

私は5つくらい列挙してしまいます。

「1つに絞ること」

ができていないわけです。

どうすれば、1つに絞ることができるのでしょうか?

本書では、

『どれが重要な仕事なのか?』

とは、決して自分に問わないように、とアドバイスされていました。

もし、この質問を自分に尋ねてしまったら、

緊急性の高い仕事に集中することは避けられないそうです。

なぜなら、人間は緊急性が高い仕事は全て重要に感じるからです。

その代わり、自分自身に次のように問うと効果的です。

『時間という制約がなければ、どの一つのゴールを追いたいだろうか?』

この問いによって、WIG、最重要ゴールを明確にすることができます。

さらにゴールを明確にするために、

From X to Y by Z

という形を利用するように勧められていました。

例えば、10月31日までに、月の売り上げを1500万から2000万に増やす。

といった、形に、現状の数字から、目標値まで、設定した期日までに達成するようにまとめるのです。

結論:緊急性の高い仕事や、さほど重要ではない仕事には最低限のエネルギーだけを使い、残りのエネルギーをすべて、たった一つのWIGに集中させましょう。

②行動を記録する。

ダイエットで例えます。

あなたが20kg痩せたいと思いたち、

毎朝体重計に乗って、自分の体重を記録し続けるとしましょう。

すると、大抵劇的に痩せることはなく、2週間経ってもほとんど変化が見えません。

もし、嫌いな運動を始めて2週間経っても全く変化が見られないとしたら、

あなたは段々と萎えてくるのではないでしょうか?

残念ながら、

・体重を減らす

・純利益を増やす

・サブスクライバーを増やす

といった『結果』の指標はなかなか良い方向に変化しないものです。

著者はこの現象をLag Resultsと呼んでいます。

行動と結果の間にはラグがあるのです。

図にすると次のような感じです。

結果と行動のラグ

強烈な行動エネルギーの源泉、

例えば、強いコンプレックスや、

崖っぷちな経済状況などがない、

なんの手立ても打たなければ、行動は止めてしまうものです。

よって、我々一般ピーポーは、結果だけではなく、 『行動量』に焦点を当てたアプローチを取る必要があります。

本書では、

『Lead Behaviors』を記録せよ!

というアドバイスがなされていました。

Lead Behaviorとは、理想の結果に直接的につながる行動のことです。

もし、あなたがブログを書いていて、より多くのSubscriberが必要なら、

日毎に書いた文字数と、週別の記事数を記録すると良いでしょうし、

もし、あなたが営業マンなら、

日毎のセールスコールとフォローアップEメールの回数を記録すると良いとされています。

Lead Behavior に焦点を当て、

努力量が蓄積されているのを見ていると、

段々とやる気も強化されていきます。

すると、その行動の量と質が改善されていき、

目標達成できるかできないかが、

時間の問題になるのです。

当然ですが、

正しい活動の量を増やせば、いづれ良い結果が出ます。

・商談数を増やせば、徐々に営業結果も上がっていきますし、

・集中した学習時間を増やせば、成績も上がっていきます。

結果が出るまでの『行動』の質と量を改善するために必要なラグタイムを、

いかに耐えるかという問題というわけですね。

この問題を克服するために、

コントロール可能な、

日別、週別の活動、例えば、主要な行動について記録することに集中すれば、

実行のレベルを維持することができるようになります。

結論:結果が出るまでのラグタイムに折れないために、『行動』を記録しましょう。 

③スコアボードを作成する。

スコアボードとは、

行動量と結果を示した、一眼でわかるグラフのことです。

スコアボードがなければ、

あなたやあなたのチームはすぐに現在地を見失ってしまいます。

最初はあんなにあったやる気を失ってしまうのです。

なので、目標(WIG)と、行動量、結果は全て可視化しておきましょう。

仮に、フットサルで遊ぶとします。

しかし、フットサル開始30分後、なんだか飽きてしまいました。

なぜでしょうか?

誰もスコアを記録していなかったからです。

一方で、残り5分という時間制限で、1点差という状況ならどうでしょうか?

これでやる気を失うことはあるでしょうか?

著者は次のようにおっしゃっています。

”People play differently when they know the score”

「人はスコアを知っていると、まるで違う動きをする。」

これは、サッカーでも仕事のプロジェクトでも同じです。

スコアを知っていれば、勝利への意欲が湧き、

勝利への意欲が湧けば、行動量が増えます。

スコアボードは先述の指標で言うところの、

WIGとLAGとLEADが記載されたものになります。

例えば、

WIGが月別売上を11月31日までに6000ドルから12000ドルに上げることだとすると、

LAGが売上になり、

Leadが商談数やコール数などになります。

もし、主要な行動指標の改善を続けていれば、

結果は行動量に呼応するようになってきます。

そうすればしめたものです。

結論:スコアボードを作って、プロジェクトの進捗を追いましょう。

④『他人の目』を利用する。

他人に自分の目標を宣言することで、

自分の発した約束を守るため、

自分の評価を守るために、行動量が上がります。

コツは、

上と下の関係でコミットするのではなく、

同期やチームメイト同士で報告し合うことです。

こうすることで、ゲームに参加している一員だという意識が芽生えます。

逆に上司と部下の関係でこれをやってしまうと、

メンタル的に、非常に厳しいものになると思います。

確かに行動量は増えますが、

宣言したことをなせなかった場合に、

鬼のように詰められることがわかっていれば、

追い込まれて、嘘やズルが生まれる可能性があります。

結果が出なければ、減俸、あるいはクビになるのは仕方ありませんが、

精神的に追い詰める必要があるかと言うと、それは別問題です。

あくまでも前進を続けるためのMTGになるようにしましょう。

まとめ

以上、今回は私が『 The 4 Disciplines of Execution 』を読んで非常にためになった実行力を上げる4つのコツ

①WIGに集中する。

②行動を記録する。

③スコアボードを作成する。

④『他人の目』を利用する。

をざっくりとご紹介しました。

いかがでしたでしょうか?

本書は実行力に課題を感じている全ての方に読んでいただきたい本です。

もしあなたが今、

「良いアイデアはあるのに実行に移せない。」

「状況を打破する優れた戦略は思いついているのに、気づけば何もせずに時間が過ぎてしまっていた。」

と思われている場合、ぜひご一読されることをオススメいたします。

役に立つ人生の知恵が必ず見つかるはずです。

Kindle版を読んでみる。

  • この記事を書いた人

Ken

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