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仕事を「義務」から「やりたいこと」に変える方法

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仕事を「義務」から「やりたいこと」に変える方法

 

こんにちは『365日のビジネス洋書』運営者のKenです。

突然ですがふと、こんなことを思ったことってありませんか?

「なんであの人は、同じ時間に自分の倍の仕事をこなせるんだろう。」

「あの人に見えてる世界は自分とは全く違うものなんだろうか。」

私はめっちゃあります。

同じ道具を使って同じように仕事をしているはずなのに、全く成果が違うと、正直萎えますよね。

なんでそんなに結果が違うのか、それは、

「デキる人の考え方はあなたとまったく違うから。トレーニングすればあなたも同じようにできるようになる。」

そう断言するのが、『習慣の力』で有名なチャールズ・デュヒッグ氏です。

彼は、脳科学、心理学、行動経済学の知見と、様々な分野で実際に働いている人や、強力な組織体の観察から、生産性の高い人と低い人の違いを徹底的に明らかにしました。

その結果が記されているのが今回ご紹介する『Smarter Faster Better: The Transformative Power of Real Productivity』です。

翻訳版は『あなたの生産性を上げる8つのアイディア』という名前で出版されています。

 

 

結論:生産性の高い人は自分に選択権があることを認識している。

以上二つのセンテンスがこの本の結論だとわたしは思っています。

“Productivity is ultimately about recognizing the choices that other people often overlook.”- Charles Duhigg

”生産性とは究極的には他者が見過ごている『選択肢』を認識することだ。”

“Productivity emerges when people push themselves to think differently.” - Charles Duhigg

”生産性は人々が考え方を変えようと努めることで向上する。”

もし、何かしらあなたが『やりたくない』と認識しているTo doがあっても、常にあなたには『やらない』『人に頼む』などの他の選択肢があります。

それでも尚、あなたが、いくつかの理由から『やる』と決断したのです。

『人間が絶対にやらなければいけないこと。』など、この世に存在しません。

それでも、『〜しなければならない』と感じるのは、そこに多少なりとも前向きな理由があるからではないでしょうか?

例えば、

『これをやることで、誰かを幸せにすることができる。』

『これをやることで、ちゃんとしている自分を好きになれる。』

『これをやることで、世間体の良い仕事を続けることができる。』

『これをやることで、集団から疎外されずに済む。』

義務感を感じていた仕事も、すべて他の選択肢がある中で自分で選んだことだと思うことで、主体的に取り組むことができ、結果生産性が向上します。

チャールズ氏の主張する生産性向上のフローは、

『自分で選択する → やる気が上がる → 行動する → 生産性が上がる。』

です。

”The choices that are most powerful in generating motivation are decisions that do two things: They convince us we’re in control and they endow our actions with larger meaning” - Charles Duhigg

”やる気を引き出す最も強力な手段は、「自分で決断すること」です。なぜなら自分で決断したことだと思うと、自己コントロール感と行動の意味を深く感じながら行動できるからです。”

書籍内には、「自分が決断すること」でモチベーションが上がる証拠がたくさん用意されていました。

一例として、人間のやる気に関わる脳の「線条体」という部分の働きについて調べた実験をご紹介します。

MRIを用いた実験で、医者が次に読み上げる数字(1〜9)が5以上か5以下を予測するゲームを実施しました。。子供っぽいゲームですが、参加者の線条体は活発に活動し、ゲームを楽しんでいました。

しかし、次に、ゲームの半分はPCが予測した数字をもとに5以上か5以下かを回答し、残りの半分だけ参加者が予測するようにしたところ、勝率は上がったにも関わらず線条体の活動が大幅に低下したのです。

つまり、ゲームの勝ち負けではなく、「自分で数字を選ぶこと」という「選ぶ行為自体」がモチベーションの源泉になっていたということです。

「自分で選ぶ」は人生を楽しむためにめっちゃ重要だということですね。

では、仕事に応用するには具体的にどうすればいいのでしょうか?

2つだけご紹介します。

①仕事を「義務」から「やりたい仕事」に変える方法

最も簡単に眼前の仕事を「義務」から「やりたい仕事」に変えるには、なぜこの仕事を自分はやるのか、3つの理由を書き出すと良いそうです。

モチベーションを高めやすい理由は少なくとも次の3つだとわかっています。

1.他者にとって価値がある。

2.スキルが高まる。

3.やり遂げた自分を誇りに思える。

チャールズさん自身も何か書く仕事をする際には、原稿用紙の一番上になぜこの仕事をやるのか前向きな3つの理由を書き出してから始めるそうです。

②仕事中に自己コントロール感を感じる方法

また、仕事中に自己コントロール感を感じるために次の3つを選択すべきだと説いています。

1. 働く場所 :

例えば、オフィス、会議室、コーヒーショップなど。

2. 働く時間:

例えば、一日7時〜16時の8時間働き、1時間ごとに休憩を入れるなど。

3. 働いている最中の行動:

例えば、音楽を聴く、コーヒーを飲む、お茶を飲む、ガムを噛むなど。

サラリーマンでも徐々にこれらが選択しやすくなってきていると思います。
可能な限り、これらの条件について『自分で決めて』仕事をするようにしてみることをオススメします。

『自分で選択している感覚』を高め、人生の生産性を最大限引き上げるための個別具体的な3つの行動とは、、、

本書ではさらに、『自分で選択している感覚』を高める様々なアプローチを利用して、集中力、決断の質、チームのパフォーマンスを高め、ひいては人生の生産性を高める方法が詳細に記されています。

ストーリーを通して重要なポイントを分かりやすく伝えてくれるため読んでいて飽きがきません。Kidle版ならすぐに読み始めることができますので、ぜひ読んでみてください。

 

ただし、こんな人は本書を読む必要がありません。

既に圧倒的な生産性を誇っている方はこの本を読む必要はまったくありません。

また、すべての物事は自分のコントロール下にあると感じている方もその必要がないかと思います。

ただ、もしあなたが現在、自分の生産性の低さで悩んでいる、あるいは自己決定感が低いと感じているなら、一読の価値アリです。

その場合、ぜひ一読され感想をお聞かせください!

今回ご紹介した『Smarter Faster Better: The Transformative Power of Real Productivity』が、より素敵な人生を送るきっかけになったら最高に嬉しいです。

翻訳版をKindleで読んでみる

それでは今日も良い1日を!

  • この記事を書いた人

Ken

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