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不必要な努力を避け、最短で目的地に達するためのスマートな考え方。

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不必要な努力を避け、最短で目的地に達するためのスマートな考え方。

こんにちは!Kenです。

本日もちょっとだけ日々を豊かにする、『厳選ビジネス洋書』をご紹介していきます。

今回ご紹介するのは、

Shane Snow 著

『 Smartcuts: The Breakthrough Power of Lateral Thinking 』 です。

著者は、ジャーナリスト兼IT起業家として、活躍されている方です。

彼は、成功者達はいかにして、大衆から突き抜けるのか、

数百人にも及ぶ人々について詳細に調べました。

例えば人が時給で働いている間に、

市場を一変するようなプロダクトを作り上げられる人は、

どんな思考ルートを辿ったのかについて、仔細に研究したのです。

結論から述べると、

答えは、『ラテラルシンキング』 にありました。

ラテラルシンキングとは、水平思考とも呼ばれ、

ある問題に対し前提条件を固定して、答えを導くのではなく、

前提条件自体を変えてしまうという考え方です。

例えば、

16個のりんごを包丁を使わず、3人に平等に分けるにはどうすれば良いでしょうか?

ロジカルシンキングでは、

一人に5個ずつりんごを配った後に、

いかにして残りの1つを平等に分けるかを考えます。

一方ラテラルシンキングでは、

ミキサーを使って、ジュースにしてしまう、

なんて方法をとることができます。

りんごを固形物のまま分けるという暗黙の前提を、

変えてしまうのです。

本書では、いかにして普通の人でもこのような、

ラテラルシンキングができるようになるのか、

その助けが記されています。

今回は、本書の中から、グッときたポイントをちょっとだけご紹介していきます。

スマートカットを探せ!

人生、キャリア、ビジネスを大きなパズルを解くことに例えると、

私たちはみな、慣習的に、強引な成功への解答法について学んでいると言えます。

それは、他人よりも長時間、熱心に、

パズルを組み合わせるから早くパズルが解ける。

といった類いのものです。

つまり、ハードワークこそが、成功への唯一の道だという考え方です。

しかし、著者は、死ぬほど働くことは、実際には怠惰な選択だと述べています。

私たちは、変化を嫌い、集中的にパズルの構造、

解法について考えることをしないために、

抜きん出るために、より努力がいるところに自分から身を置いている、

と言います。

そうして、世を憂うのではなく、

最小の労力で目的地に辿り着くための『スマートカット』を探せと言うのです。

スマートカットとは、適切な手順を省き、

いかがわしい短期的な利益を生むようなショートカットとは異なり、

誠実に努力することを前提とした上で、

努力するフィールドや、エネルギーを注ぎ込む対象を、

目的から逆算して最も効率が良くなるように選択しなさい。

と述べているのです。

スマートカットとは具体的にどんなことか?

では、いかにしてスマートカットを見つけ、

より多くのことをより早く達成することができるでしょうか?

本書ではスマートカットの9つの事例が紹介されていますが、

今回は、その中から2つの事例をご紹介します。

①能力開発の方法。

Webアプリケーション作成のフレームワークの1つRuby on Railsの開発者は、

実は、非常に優秀なレースカードライバーでもありました。

1つの道で秀でるのも難しいのに、

いかにして彼は2つの道を極めることができたのでしょうか?

彼は、上達のためのスマートカットを利用したのです。

レースカーのドライバーになる際、彼は従来型の道、

つまり、何年間もかけて、アマチュアからプロフェッショナルな道に進むなんて方法は取りませんでした。

その代わり、彼は最初か最もレベルの高いレースカーのリーグに、

ツテを辿って参加するという方法をとりました。

それは、そのリーグの中で彼が少なくともしばらくの間は、

ビリになり続けることを意味するにも関わらずです。

自分にプレッシャーをかけることで、

彼は基本をより迅速にマスターし、

さらに、優秀な選手を間近で観察し、技術を盗むことができました。

何かを始める際には、多くの場合、似たようなスキルを持った人々と取り組み始めます。

その代わりに、レベルが高すぎるグループに最初から参加すると、

圧倒的に優れた人々と戦わなければならなくなり、

ずっと早く、学び、そして、成長することができるのです。

結論:進んでビリになることを受け入れることで、最速でスキルが伸びる。

②運を引き寄せる方法。

熟練のサーファーは、海に入る前に波の様子をじっくりと観察します。

なぜか?

それは、『最良の時に、最良の場所にいる。』

ことこそが波乗りの真髄だからです。

波のパターンを徹底的に観察することで、

いつ、どこにいるべきかを理解できるようになるそうです。

これは、自分の幸運を作り出すことと似ています。

外から見ている人は、

熟練のサーファーが大きな波を捉えたところを見て、

「運が良かったね!」

と言うでしょう。

同様に、私たちは誰かがビジネスで成功しているのをみると、

「彼は運が良かったよ。」

とつい言ってしまいます。

しかしそれは、運ではありません。

注意深いパターン研究の結果です。

観察によって、直感が育ち、

最良のタイミングで最良の場所にいることを可能にします。

つまり、運を引き寄せることができるようになるのです。

結論:ガムシャラに動くのではなく、じっくりと観察し、パターン研究をすることで、運を引き寄せる。

まとめ

以上まとめになりますが。

慣習的な成功法則に従えば、

つまり、既定のルールに則って、

人よりも長時間、熱心に働けば、

少しずつ成長できるでしょう。

しかし、ブレイクスルー求めるのであれば、

一旦、冷静に状況を俯瞰して、

あなたが最短で目的地に達するための、

スマートカットを探す必要があります。

万が一、あなたが今、

「このままでは頭打ちだ。」

「なんとなく閉塞感がある。」

と思われている場合、ぜひ本書をご一読されることをオススメいたします。

今回ご紹介したような、

思考を柔らかくするスマートカットの事例がたくさん紹介されています。

注意深く読み、アイデアを自分の人生に応用すれば、

確実に、体感する豊かさが増して行くでしょう。

翻訳版を読んでみる。

  • この記事を書いた人

Ken

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