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不朽の名作は、こうして生まれる。

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不朽の名作は、こうして生まれる。

こんにちは!Kenです。

本日もちょっとだけ日々を豊かにする、『厳選ビジネス洋書』をご紹介していきます。

今回ご紹介するのは、Ryan Holiday氏の著書

『 Perennial Seller: The Art of Making and Marketing Work that Lasts 』 です。

日本語版は、ダイレクト出版さんから、

『 Perennial Seller ペレニアル セラー 稼げる定番商品の作り方 』

という題名で出版されています。

Perennial Sellerとは?

『Perennial Seller』というワードは中々耳にしないワードですよね。

簡単に言うと、『不朽の名作』です。

『星の王子さま』や、『ショーシャンクの空に』のように、

リリース開始から永く売れ続けている作品のことです。

本書の著者Ryan Holiday氏の『The Obstacle Is The Way』という書籍も、

2014年に出した初版は数千部だったにも関わらず、

6年経った今でも毎週500部ずつ売れる、ロングセラーとなっています。

ライアン氏は、不朽の名作の共通点として、

”Word-of-Mouth”

「話題に上がること。」

をあげています。

夏目漱石や太宰治の作品は、

発売から、数十年経っているのにも関わらず、

『我輩は猫である。』

『人間失格』

など、

いまだに会話に登場しますよね。

著者のライアン氏は、なぜ販売から数十年も経っているのにも関わらず、

それらは人々の話題に上がるのかについて研究しました。

そうして彼は、不朽の名作を創り、マーケティングする、

3つのコツに収斂させたのです。

例えば、

・何年間も人々に見られ続ける動画の作り方

・何十年間も読まれ続ける本の書き方

・リリース日から長い間利益を産み続ける商品を作り方

なんかに応用できると思います。

早速ざっくりと解説していきます。

『Word of Mouth』を最大化する3つの方法とは?

①時の経過とは関係のないものにすること。

一つ目は不朽のトピックに絞るということです。

ベストセラー作家のガイ・カワサキ氏について、

Amazonで検索すると、

・ビジネスの始め方

・Google+の使い方

・人の動かし方

というテーマでそれぞれ書籍が売られています。

10年後にどの本が、売れ続けているでしょうか?

おそらく、ビジネスの始め方、人の動かし方は、

今後数十年に渡り廃れることのないテーマだと考えられます。

一方で、Google+の使い方のニーズは続くでしょうか?

このようにテーマの永続性について考えていきます。

また、1936年に発売されたデール・カーネギー氏の不朽の名著『人を動かす』は、

未だに書店で目立つところで売られています。

なぜか?

それは、時代が移ろっても、

『人とうまくやっていく方法』は、

不変のテーマだからです。

さらにライアン氏の『The Obstacle Is The Way』は、

2000年間連綿と続いてきたストア派哲学に関する書籍です。

おそらく今後2000年間もその人気は続くと考えられます。

結論:「なぜこの商品は、今後10年間人々の話題に上がるのだろうか?」という問いを商品設計に用いましょう。テクノロジーや最近のトレンドを避けることも重要です。

②尖ったものにすること。

もし、横浜のレストランで食事をとるとすると、

次の2つのうち、どちらのレストランの体験をシェアしたくなるでしょうか?

・自分の大好物に特化した、ニッチなレストラン

・幅広い人々の嗜好を満たすように設計されたなんでもあるお店

僕は全く同じ経験をしたとき、

つまり、横浜家系ラーメンの本家と呼ばれるお店に行った時と、

なんでも揃っているファミレスに行った時では、

前者のラーメンだけをインスタグラムに投稿していました。

なぜか?

何がすごいか、なぜ注目すべきなのか説明しやすいからです。

Dropboxや、Airbnbを設計したPaul Graham氏は、次のように述べています。

「1億人がちょっと好きなプロダクトを作るよりも、 100人に熱狂的に愛されるプロダクトを作った方が良い。」

不朽の名作が生まれる最初のステップは、

熱狂的なファンがつくことです。

彼らにとって、その商品が『自分のために作られたもの!』と感じられることで、

そうすることで、自然と商品が広まっていき、

広告いらずの名作になります。

『週4時間だけ働く。』

の著者ティモシー・フェリス氏は、

その書籍を友人2人に働き方のコツを伝えるという目的に絞って執筆しました。

仕事で忙殺されている同年代の友人に絞って解決策を示した結果として、

100万人を超える人々が読む本が生まれたということです。

いわゆる、ペルソナを絞るというやつですね。

私自身は、

学習意欲が高いのだけれども、

仕事が忙しく、

読書にあてられる時間は限られているので、

読む本を厳選したい。

という方向けに、

短時間で良質な意思決定をするための補助情報を提供する。

といったつもりで日々情報発信していますが、

知ると行うのギャップを埋めるのに、四苦八苦という状況です(笑)

結論:10億人のLikeよりも、100人のLoveを目指しましょう。

③アクセス可能なものにすること。

Tedトークは、過去10年間で、なんと10億回も再生されました。

しかし視聴が無料でなければそれほどまでに見られることはあったでしょうか?

無料だったからこそ、

気軽に同僚や友人にシェアすることができたのだと思います。

ライアン氏の『The Obstacle Is the way』

では、時の経過とともに、9.99ドルから3.99ドルに値下げを行いました。

この値下げによって、多くの人にリーチするようになったのです。

Amazonのデータによると、

適切な値下げによって、

購買者数が伸び、

トータルの利益が高まると示しています。

「値下げをして良いのは、唯一それで利益が最大化される時だ。」

なんて言いますが、

データによって、適正価格が決断しやすい世の中になってきているということですね。

結論:高品質なサービスをリーチが最大化される価格でリリースしましょう。

ただ、ブランドによっては高単価だから売れる商品もあると思いますので、データに基づいて決定できると良いですよね、、、

 

以上、

・不朽のテーマで商品設計し、

・購買客を徹底的に絞り、

・シェアしやすい価格設定にする。

この3つのポイントで、不朽の名作は生まれるというのことでした。

実践に活かせるように、私も質を高めて行ければと思います、、、

まとめ

本書は不朽の名作が、

なぜ売れ続けているのかについて、

詳細に解説されているマーケティングの名著です。

万が一、あなたが今、

「朽ちないコンテンツを製作したい!」

「不朽の名作を作ってみたい!」

と思われている場合、ぜひご一読されることをオススメいたします。

あなたの課題解決に役立つ素敵な知恵がたくさん見つかるはずです。

Kindle版を読んでみる。

  • この記事を書いた人

Ken

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