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激アツ!戦場のリーダーシップ論

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激アツ!戦場のリーダーシップ論

こんにちは!Kenです。

本日もちょっとだけ日々を豊かにする、『厳選ビジネス洋書』をご紹介していきます。

突然ですが皆さんは、

「上司と部下の板挟みの状況がツラい。」

「責任転嫁してより心がシンドイ状況になってしまうことが多い。」

こんな悩みを感じたことはありませんか?

私自身がこの悩みを感じていた時に、非常に助けになったのが、

今回ご紹介する『Extreme Ownership : How U.S. Navy SEALs Lead and Win』という本です。

『Extreme Ownership : How U.S. Navy SEALs Lead and Win』 ってどんな本?

イラク戦争でNavy SEALSを率い、もっとも難度の高いミッションを成功させたJocko Willink氏とLeif Babin氏が、

自身の経験を基に記したリーダーシップに関するビジネス洋書です。

残念ながら翻訳版は確認できませんでしたが、

アメリカではかなりの高評価を得ており、

Amazonでは4777個の評価母数で星4.8です。

(個人的には、漫画『キングダム』が好きな人は絶対好きな本だと思います。)

 

著者達がNavy Sealsを率いた2008年のRAMADIはイラク戦争で最も激しい戦場でした。

混沌とした状況で、ハードなミッションを成功させられた要因は、本書で詳細に紹介されている、

『Extreme Ownership』

だったそうです。

『Extreme Ownership』とは?

生じてしまった、あるいは生じうる望ましくない結果に対する全責任を受け入れる姿勢です。

今回はJockoさんの『Extreme Ownership』が試された東ラマディでの出来事を例に説明します。

Jockoさんは部下のスナイパー達に陽が昇ると同時に、あるビルを占拠し、狙撃位置に着くように指示を出しました。

その後、米国の陸上部隊とイラクの友軍が、同じ場所に到着し、その数時間後に敵と相見える予定でした。

しばらくすると、Jockoさんのもとに、イラク友軍の一人の兵士が撃たれ、直後陸上部隊とスナイパー達が激しい戦闘に巻き込まれたとの報告が上がってきました。

スナイパー達は、装甲車の援軍を要請し、

地上部隊は戦闘機で、ある1つのビルを襲撃するように要請しました。

ここで、

Jockoさんは何かが、おかしいと感じました。

彼は要請された戦闘機を戦場に向かわせることを遅らせ、自ら状況確認のために戦場に赴きました。

彼が、スナイパーチームが本来いるべき場所に着いた時、

陸上部隊は敵を撃っていなかったことに気づきました。

彼らは、ビルの中にいる味方を狙撃していたのです。

その出来事の後Jockoさんのもとに、上官からのEmailが届きました。

そこには、

「作戦中止。一切の行動を止めること。」

「調査官と総司令官、そして私がそちらに向かう。」

と書かれていました。

上官達がJockoさんチームのもとに訪れ、出来事の責任は誰にあるのかを追求した際、

Jockoさんはリーダーとして、チームメンバーと上官の前で次のように言い切ったのです。

「上官として、私は戦場で起きた全ての出来事に責任があります。私以外に責めを負うべき人間は誰もいません。そして私は決して2度ととこのようなことを発生させないとここで誓います。」

Jockoさんは自身のメンツとキャリアを全て投げ捨てて、責任を取ろうとしたのです。

通常なら、そのまま責任を取らされポジション変更となるような出来事でしたが、ここで奇妙なことが起きました。

Jocko氏が発言するまで、自分の面子を保とうと必死だった作戦を実際に遂行していた隊員達が、

Jocko氏のために立ち上がり、自分にはより責任があると主張し始めたのです。

リーダーが圧倒的な責任感を発揮した結果、それがチームメンバー全員に伝染し、共通のゴールに向けて協力し始めたということです。

この光景を目の当たりにした軍の上官達はJockoさんをより信頼するようになりました。

結束を強めたチームはその後難度の高いミッションを次々と成功させて行きます。

以上の出来事を普遍化すると、

責任転嫁をしやすい状況であったとしても、

100%の責任を自分で取ると決めると、

責任転嫁や言い訳、そして置かれている状況への不満を吐露ことでエネルギーを無駄にせずに、

より正しい行動を選択できるようになるのだと分かります。

そしてその決然とした姿は周囲に伝染するということです。

もしあなたが、

あなたの人生のいかなる分野であれ、より良い結果を求めるなら、

うまくいかないこと全てに責任を取る勇気が必要です。

確かに、フェアに感じないことも、簡単ではないこともあると思います。

しかし、そこで責任転嫁を始めてしまったら、進歩が止まってしまうのです。

自分自身に言い聞かせるつもりで言うと、

仕事で必要なリソースが足りない状況に陥った際に、決して他者や環境のせいにせず、

その問題を糧にして、必要なスキルを学んだり、ゴール達成のための異なる選択肢を探したりすることが、

進歩につながるということです。

また、健康に気を使う時間がないのだとしても、現在の状況に責任転嫁することをやめ、

タイムマネジメントスキルを磨き、不要不急なことにNoと言えるようになるべきということです。

問題の責任は全て自分にあると捉えた時に初めて、問題解決の方法を思いつけるようになるのです。

まとめ

本書ではさらに、

  • 良いリーダーと悪いリーダーの違い。
  • 部下に『Extreme Ownership』を持たせる具体的方法。
  • リーダーがバランスを取るべき矛盾。

など、
戦場という極限の状況で磨かれた不変のリーダーシップ論を学ぶことができます。

僕自身は甘ちゃんなので、この本のアイデアに触れ、かなり気が引き締まりました。

「自分の人生で生じる出来事の責任は、全て自分にある。」

と思うだけで、力強く生きていこうという勇気が湧いてきます。

本書は、

  • 効果的な組織体を作りたい経営者の方、
  • 部下のマネジメントに課題を感じている管理職の方、
  • セルフマネジメントに課題を感じている方、

に、ぜひ読んでいただきたい、熱い一冊になっています。

残念ながら翻訳本は出ていませんが、Kindleなら簡単に洋書も読むことができます。

高額なコーチ代、コンサル代を支払う前に、ぜひご一読ください。

Kindleで読んでみる。

  • この記事を書いた人

Ken

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