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『天職』とは何か?キャリアの宝くじに当選する確率を高める方法とは?

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『天職』とは何か?キャリアの宝くじに当選する確率を高める方法とは?

『天職』ってなに?

こんにちは!『365日のビジネス洋書』運営者のKenです。

本日もあなたの選択肢を広げるビジネス洋書をご紹介していきます。

突然ですが、あなたはこんなことを考えたことはないでしょうか?

「天職を探せってメディアは煽るけど、そもそも天職ってなんだろう?」

「今の仕事は好きだけど、ずっとは続けられないかなぁ。」

私は、今回ご紹介する『BORN FOR THIS:How to Find The Work You Were Meant to Do』を読むまで、上記の内容について結構考えてました。

もちろんキャリアに絶対的な正解は存在しないと思いますが、それでもなお、一つのそれらしい考え方として、大変参考になる本でしたのでご紹介いたします。

『BORN FOR THIS:How to Find The Work You Were Meant to Do』ってどんな本?

まず著者のクリス・ギレボーさんってどんな人かというと、

本田直之さんが翻訳し、日本でもベストセラーとなった、『1万円起業』の著者で、アメリカで数々のベストセラーを生み出した、キャリアの専門家です。

本書『BORN FOR THIS:How to Find The Work You Were Meant to Do』では、あなたが何をしたいのか、どうすればそれが実現できるかを理解する方法、そして、実行に移すための多様な戦略や戦術が紹介されています。

日本では、『その仕事でいいのかい?』という大変アジテーティブな名前で翻訳版も出ています。

クリスさん曰く、

もしキャリアの宝くじに当たったら、つまりは天職を見つけることができたら、

「これをして、お金をもらっちゃっていいのかい?」

という状況になるそうです。仕事が仕事と感じず、遊んでいるような感覚だけど、社会的に評価され、お金を稼げる状態です。

ここで、少々長いですが、1つ文章を引用します。

“Work isn’t everything in life, but we spend a great deal of our lives at work. Some people, it seems, really do have it all. These people take to their working roles as if it’s the absolute best possible fit for them—it’s as though they were born to fulfill a certain role. If you’ve ever worked on something you took great pleasure in, yet you also got paid for it, you know what this is about. And if you haven’t experienced this career bliss yourself, you may have observed it in others.” – Chris Guillebeau

”仕事は人生の全てではないが、私たちはかなり多くの時間をそれに費やしている。中には、本当に人生の全ての時間を仕事に捧げているのではないかという人もいる。これらの人々は、彼らが仕事で担っている役割をあたかも自分はこれをするために生まれてきたと思っている。もし、あなたがこれまで仕事で大きな喜びを感じられてきて、かつ、満足のいくお金を得られてきたのなら、あなたは今、私が言わんとしていることを理解できるだろう。また、これまで自分はキャリアに恵まれなかったという人でも、少なくとも、他者がイキイキと働いている姿は見てきただろう。”

出典:『BORN FOR THIS:How to Find The Work You Were Meant to Do』

つまり、私たちはうすうすですが、そんな、素敵な仕事(天職)の存在に気づいています。
では、どんな要素を満たせば、天職と言えるのでしょうか?

天職とは次の3つの要素の組み合わせ

それは、「喜び」と、「お金」と「フロー状態」です。

“People who are most successful have found the perfect combination of joy, money, and flow. They’ve won the career lottery—and they don’t have to choose between their money and their life. Above all else, finding the work you were meant to do should be your number one career goal.” - Chris Guillebeau

”最も成功している人々は喜び、お金、そしてフロー状態の完璧な組み合わせを仕事にしていました。彼らはキャリアの宝くじに当たり(つまりは天職を見つけ)、お金と人生のどちらかを選択する必要がなかったのです。何よりも、あなたの運命の仕事を見つけることをキャリアの第一目標とするべきです。”

出典:『BORN FOR THIS:How to Find The Work You Were Meant to Do』

3つそれぞれについて簡単に説明します。

①喜び

当然、ずっと楽しい仕事なんて存在しません。筆者の伝えたい喜びとは、仕事をしている中で、時折訪れる大きな喜びです。
それは達成感かもしれませんし、誇らしい気持ちかもしれないし、単純に人とプロジェクトを進めることのワクワク感なのかもしれません。

②お金

当然お金は生きていくために必要です。自分が大好きなことだけしていて、お金を稼げなければ生きていけないからです。

当たり前過ぎますね(笑)

③フロー状態

フロー状態とは何かご存知でしょうか?

wikipediaによると、

フローとは、人間がそのときしていることに、完全に浸り、精力的に集中している感覚に特徴づけられ、完全にのめり込んでいて、その過程が活発さにおいて成功しているような活動における、精神的な状態をいう。ゾーン、ピークエクスペリエンス、無我の境地、忘我状態とも呼ばれる。心理学者のミハイ・チクセントミハイによって提唱され、その概念は、あらゆる分野に渡って広く論及されている。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%BC_(%E5%BF%83%E7%90%86%E5%AD%A6)

ややこしい!

私は簡単に、自分のしている作業に全く雑念なく深く集中している状態と解釈しています。

このフロー状態で完全没頭して仕事をしていると、スキルが高まり、他の人から見たらどうやってやっているのかわからないようなアウトプットを出せ、人間に、充足感と自信をもたらすそうです。

さて、あなたは、以上の3点が満たされるような仕事をしているでしょうか?

なかなかそんな仕事に出会えている人は少ないと思います。

著者のクリスさんは、3条件のうち1つが欠けている状態にそれぞれ名前をつけています。

Unfulfilled Potential(活かしきれない才能)

お金と喜びは満たされているが、フローを経験できていない状態。

Success Without Purpose(意義なき成功)

お金とフローは満たされているが、弾けるような喜びをもたらさない状態。

Starving Artist(飢えていく芸術家)

喜びとフローは満たされているが、お金が稼げない状態。

かなり秀逸な表現ではないでしょうか?

ひょっとすると、あなたも上記のどれかに位置しているのではないですか?

もし、この3つが満たされた状態で仕事ができたとしたら、、、

・ただより多くのお金を稼ぐよりも、
・完全な自由を手に入れることよりも、
・得意だが喜びをもたらさない仕事を続けるよりも、

より満たされた人生を送ることができると筆者は主張しています。

ただし、

クリスさんは、

「今すぐ仕事を辞め、情熱を追え!」

なんてことは言いません。

大企業にいようと、スタートアップにいようと、
『個人事業主である』というマインドセットを持ち、自己のキャリアについて考え続けることが重要だと言うのです。

クリスさんは次のように述べています。

”Even if you receive a regular pay check and have no intention of ever starting a business, it’s important to understand that you are still essentially self-employed. No one will look out for your interests as much as you will...”- Chris Guillebeau

”毎月給料をもらうサラリーマンで、自分のビジネスを始めるつもりがない場合でも、あなたは本質的には個人事業主であるということを理解していることが重要です。誰も、あなたほど、あなたの興味の対象に注意を払っている人はいないのです。”

出典:『BORN FOR THIS:How to Find The Work You Were Meant to Do』

どんなキャリアを進むかは全てあなた次第です。

ここで再度、質問です。

あなたは、喜び、フロー、お金の3つが満たされた天職に出会えているでしょうか?

もし、そうでないなら、あなたを現状にとどまらせるパラダイムを捨て、よりよいキャリアの機会を得るために実験してみましょう。

というのが、クリスさんの伝えたいことだと私は解釈しました。

あなたが天職に出会う確率を上げるための3つの方法とは、、、

本書ではさらに、あなたがキャリアの宝くじに当たる確率(天職に出会う確率を)を高めるための3つのアドバイスが詳細に記されています。

私自身、この本に書かれているアクションプランを参考に、『実験中』です。

ただ、現在既に『仕事が生き甲斐!』という方はこの本を読む必要はありません。

もしくは、『今の仕事に出会えてよかった、ずっと続けていきたい。』という方も読まなくて良いでしょう。

万が一あなたが、『この仕事を一生続けていくのはしんどいな』と思われているなら、一読の価値アリです。

ぜひご一読され、感想をお聞かせください。

 

まとめ:わたし的にこの本は劇薬だと思います。

下手をすると、夢見る万年ジョブホッパーになる可能性があるからです。

性急に辞めるのではなく、現在の仕事で求められる成果をあげるためにきちんと準備し、成果をあげた上で、それでも面白くなかったらスイッチすればいいと思います。

が、あとちょっとだけ続ければ面白くなる可能性があるにも関わらず、面白くなる前に辞めてしまうのは、大変もったいないと思います。
もし、あなたがこの本を読んで現在の仕事を辞めたくなったら、思い切る前に、現在の仕事で少しでも成果をあげたかどうか考えてみてください。

もし、そうでないなら、トリセツ(社内のノウハウ)や参考書(ビジネス書)から自分で戦略を構築し、いかに成果をあげるかというゲームだと思って、自分で決めた目標をクリアするまでプレイしてからでも遅くないと思います。

それでも、なんとなく現状に満足がいっていない方、ぜひ本書を読んでみてください。視界が開ける感覚があるはずです。

Kindleで翻訳版を読んでみる。

  • この記事を書いた人

Ken

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