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こんな『起業』ってありですか!?ビジネスの本質について考えさせてくれる1冊

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こんな『起業』ってありですか!?ビジネスの本質について考えさせてくれる1冊

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こんにちは! Kenです。

本日もちょっとだけ日々を豊かにする、『厳選ビジネス洋書』をご紹介していきます。

突然ですがあなたは、

「起業は、すごい人のためのもの。」

「起業して成功する人は、ものすごい能力を持っているんだろう。」

そんな認識を持っていませんか?

私は持っていました。

しかし、今回ご紹介する、 『ANYTHING YOU WANT: 40 Lessons for a New Kind of Entrepreneur』 を読み、

『起業』に対して、そんなに構える必要もないなと、考え方が変わりました。

『Anything You Want: 40 Lessons for a New Kind of Entrepreneur』ってどんな本?

この本は、著者Derek Sivers さんが、自身の起業経験を通じ学んだ、ビジネスにおいて大切なことを教えてくれる本です。

彼のビジネス『CD Baby』はたまたま売り上げ20億円規模まで成長しましたが、

もともとは、自分のCDをプロモーターを介さずに自分で売るために作ったプログラムを使って、同じ悩みを持っていた友人を趣味で助けたことから始まりました。

ビジネスプランもなければ、中期経営計画もなかったのです。

ビジネス関連のニュースを見ていると、 なんとなく、数字のゲームみたいだなと感じることが多くなっていますが、

彼の本を読むと、

『あ、ビジネスって本来こういうことだよなぁ』

と、ビジネスの本質について考えさせられます。

ちなみに、

『365日のビジネス洋書』の運営方針は、

「友達に、面白かった本を全力でオススメする。」です。

それ以上でもそれ以下でもありません。

もし、儲からなければ、なにかもっと人の役に立つことを考えてスイッチします。

このシンプルな考え方に到れたのは、彼の本を読んだからです。

デレクさん!ありがとうございます!

ちょっとそれてしまいましたが、ここからはビジネスの始め方、育て方について、デレクさんの本を読んで学んだことの、氷山の一角だけご紹介していきます。

①デレクさん流『ビジネスの始め方』とは?

①−1自分自身の問題を解決する。

1997年、デレクさんは自分のCDを、レコード会社を介さずに販売したいと思いました。

今でこそインターネットの興隆で簡単に個人が自分の製品を販売できるようになりましたが、当時はレコード会社の後ろ盾なしに販売することが難しかった時代です。

ペイパルはまだ開発されていませんでしたので、彼はクレジットカードで、『BUY NOW』ボタンから自分のCDを購入できるプログラムを1から作る必要がありました。

彼は、既にオンラインで同様なことをしていた商人と手を組み、独学でプログラミングの仕方を覚えながら、BUY NOW ボタンの作成を進めました。

数ヶ月のハードワークののち、彼はついにWEB上でCDが購入できるプログラムを完成させたのです。

①-2解決策を友人に共有する。

デレクさんが友人に、自分のプログラムのことを教えたところ、その友人も自分のCDを同じプログラムで売れないかと頼んできました。

彼はその時、友達を助けることは当然のことだと思って、好意で友人用の『BUY NOW』ボタンを作ってあげました。

すると、友人の友人から助けを求めるメールが際限なく来るようになったのです。

デレクさんは偶然で自分のビジネスは始まったとおっしゃっています。

以上から学べることは、

「自分と同じ課題を持っている人がいるはずだということ」

「自分の解決方法を、同じ課題を持っている人に伝えること」

「仮にその解決策が人に喜んでもらえ、お金も稼げるようなら、フルタイムの仕事を辞めて、その解決策の提供に集中すること。」

非常にシンプルな起業プロセスですね(笑)

①- 3ヒットしなければ切り替える。

自分が提供する解決策が他者にとってベストではないなら、ヒットが出るまで、改善、開発を続けましょう。

他者に価値を生まないものに、エネルギーをかけ過ぎてはいけないとデレクさんはおっしゃいます。

集中すべきは、クリエイティブな問題の解決法なのです。

ヒットを見つければ、その商品やサービスは勝手に宣伝されていきます。

彼は『お問い合わせ』創出のためのマーケティング施策に注力するよりも、商品、サービス力を上げて需要を作ることに集中した方が良いと言います。

本当にお客さんを満足させれば勝手にそのサービスや商品は広まっていくものだからです。

よって、とにかくヒットが出るまで数を打ち続けましょう。

と、おっしゃっていました。

僕自身は、『商品の良さをどう伝えるか』という伝え方は非常に重要だと思いますが、

デレクさんの、真の価値創出に集中する姿勢と、顧客に受け入れなかったら、潔く次に進む姿勢がとっても好きですし、参考にしています。

②デレクさん流ビジネスの育て方とは?

② - 1 顧客にとっての理想的な体験の構築に集中する。

デレクさん曰く、一度、ヒットを打つと問い合わせは勝手に創出されていきます。

そこから、ビジネスを成長させるには、顧客視点で全て考えることが重要だと言います。

デレクさんは、自社のサービスを利用することでお客さんが経験する最高の体験(Utopia)を次のように定義しています。

Utopia(理想郷)では、

1. CDの代理販売人は、毎週お金を支払ってくれます。

2. 購買者のフルネームと住所を見せてくれるので、次回から自分のファンに直接CDを届けることができます。

3. うまくCDが売れないからといって、追い出されたりはしません。なぜなら5年間、毎年1つのCDしか売らずとも、買ってくれるファンがいるからです。

彼は毎日、この理想的な顧客体験の構築に全力を注いだのです。

②- 2 顧客が予期しない素敵なサービスをする。

競合他社がしていないことで、顧客にとって驚きと喜びをもたらすカスタマーサービスを実施することが大切です。

デレクさんのCD Baby の場合、午前7時から夜の10時まで、2回ベルが鳴ったら、何がなんでもデレクさん自身が電話に出ることだったそうです。

直感に反することですが、ビジネスを育てるためには新規顧客の開拓ではなく、既存顧客に徹底的に集中することが大切だとデレクさんはおっしゃいます。

もし既存顧客を喜ばせることができたら、彼らの知り合いを顧客にできるからだそうです。

「既存のお客さんにどうすれば喜んでもらえるか?」

「どうすればWowな体験を作れるか?」

ここに全神経を集中させることが大切なんだと言います。

私自身は、エゴに負けて、よくこの視点を忘れてしまいます。ビジネスを育てられるようになるまでの道のりは長いですね(笑)

② - 3 仕事を委任する。でなければ過労死する。

仕事の振り方についても詳細に記述されていました。

一番僕が心に残ったのは、

『なぜこの仕事をしているのか?』

哲学を理解してもらえるまで伝え続けるということです。

これができると、いちいち従業員の行動を管理しなくてもよくなるそうです。

結果として従業員8人、売り上げ1億円だったビジネスが、 従業員80名、売り上げ20億円のビジネスになったそうです。

すごい、、、

③デレクさん流ビジネスを売却するタイミングは?

さらに本書では、デレクさん自身がビジネスを売却する上で考えたことについても記されています。

私自身は、ビジネスを売却する際に考えるべき2つの質問が非常に参考になりました。

本記事では、あえてご紹介しません。

ぜひ、読んでみてくださいね。

まとめ

本書は、

「起業や、ビジネスに興味はあるけれど、なんとなく敷居が高いように感じている。」

という方にぜひ読んでいただきたい本です。

デレクさんの本質志向の考え方から、きっと多くのことを学べると思います。

私自身は、彼の考え方に触れることで非常に気持ちがラクになりました。

残念ながら、日本語版は出ていませんが、Kindleなら翻訳を簡単に見ながら読むことができますので、

英語力向上にもつながって一石二鳥だと思います。

ぜひ一読され、感想をお聞かせください!

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  • この記事を書いた人

Ken

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