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読書スピードを高める方法。

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読書スピードを高める方法。

こんにちは!Kenです。

本日もちょっとだけ日々を豊かにする、『厳選ビジネス洋書』をご紹介していきます。

今回ご紹介するのは、Abby Marks-Beale 著

『 10 Days to Faster Reading 』 です。

本書は、

米国No.1の速読専門家が2001年に出版した、速読トレーニングの本です。

1日1つのトレーニングメニューを10日間続けることで、

あなたの読むスピードを遅らせている原因を排除し、

より良い読書習慣をインストールすることができます。

もし、あなたが本を読むことに対して、

「自分は昔から読むの遅いからどうせ、速読なんて無理だよ。」

「読んでもすぐに忘れちゃうんだよね。」

という認識を持っている場合、

本書が読書の罠からあなたを救い出してくれるはずです。

では、早速、個人的に覚えておきたいと思った2つのポイントをご紹介します。

①2つの質問で読書対象を見極める。

生産性に関する本を読むと、必ずと言って良いほど、

全てのスピードを上げることよりも、

やらなくて良いことを決めることの方が大切だ。

といった、メッセージが出てきます。

コレは、本を読む場合も同じです。

読むべき本と、読まなくても良い本の見極めによって、

読書から得られるリターンを保持したまま、読書にかける時間を少なくすることができます。

即ち、読書の生産性が高まります。

あなたにとって重要な本をより多く読むための一番簡単な方法は、

あなたに必要のない本を読まないことです。

当然ですが、重要度の低い本を読む時間を削減できれば、

その分、重要度の高い本を読む時間が生まれます。

また、体調が、身体に入れる食べ物で決まるように、

考え方は、脳に入れる情報によって決まります。

情報には選択的であるべきです。

そこで著者は、本を読む前に、

次の2つの問いを問うべきだと述べています。

①なぜ、この本を読むのか?

②この本に入っている情報を何に使うのか?

最初の問いによって、

本当にあなたが読みたくてその本を読んでいるのか、それとも、

誰かの要求(マーケティング)にただ反応しているだけなのか、

あるいは、ただ、

「あ、その本読んだことあるよ。」

と、言いたいだけなのか、を見抜くことができます。

例えば、

「知らないと恥ずかしい、、、、教養」

的な本を読んだとして、その知識が現在の仕事に活かせるかどうかというと、

さして、仕事の結果に違いは生まれないでしょう。

おそらく、その読書時間を実務にあてた方がほとんどの人の場合、生産的です。

当然、楽しみで読むのであれば、素晴らしいと思いますが、

読んでいて、さして楽しくもないのであれば、

残念ながら、出版社のマーケティングにあなたの貴重な時間を吸い取られてしまっているということです。

楽しみのための読書ではない場合、なぜ読むのか、理由はやはり明確にするべきです。

次に、2つ目の問いによって、

あなたが読んだ後のアクションプランを明確にすることができます。

例えば、ある科学論文が、

あなたの重要顧客の問題を解決するために役に立ちそうである場合、

新聞を何となく読むよりも、

その論文を読んで顧客のためにサマリーを作った方が良い時間の使い方だと言えます。

このように、得た情報をどのように処理して、何に使うのかを明確にすることで、

どの程度、深く読み込むべきなのか、

どの箇所を読むべきかなどの、力の強弱を調整できるようになります。

以上、2つの質問を効果的に用いると、

そもそも、現在読まなければならない本は、

何となくイメージしていた量よりも、

グッと、少なくなるのではないでしょうか?

本に対して、読むのが面倒だというイメージを持っている方の多くは、

何を読むべきか、読んで何をしたいのかについて考え、

作業量を見える化するだけで、

読書に対する、マイナスなイメージを変えることができるはずです。

結論:そもそもの読書対象を、

①なぜ、この本を読むのか?

②この本に入っている情報を何に使うのか?

以上、2つの質問で見極めましょう。

必要性と読了後のアクションを具体化することで、

読むべき本を減らせるだけではなく、

読書のモチベーションも高めることができるはずです。

②プレビューによって40%の情報を得る。

先述の通り、

あなたは、世界に溢れる全ての本を読む必要がありません。

そして、あなた読むと決めた本についてもすべてを読む必要はないんです。

フィクションは例外ですが、

実務書や論文に関しては、

『プレビュー』 という、

本書で紹介されている、要旨を掴むための読書方法が役に立ちます。

具体的には次のように進めていきます。

①タイトル、前書き、後ろ書きを読む。
②目次を流し読みする。
③各チャプターをパラパラめくり、見出しや強調部分に目を配る。
④気になったところだけ読み込む。

コレをすると、

大体どんな内容が書かれているのか、

自分にとって読み返すべき箇所はどこなのかを明確にすることができます。

さらに言えば、

このプレビューによって、本の40%の情報を得ることができると言われていますので、

目標としていたアウトプットを出すには、それで十分な場合が多いです。

例えば、先日ご紹介した 『Atomic Habit』 は、

プレビューを始めて、おそらく5分ほどで、

「目標達成には、目標達成に必要な努力を細かな行動に分解し、それらを習慣化することが最も効果的だ。」

という、本書の最重要メッセージを掴むことができると思います。

ただ、本書の他の箇所が不必要であると言いたい訳ではなく、

あなたの状況によっては、

プレビューで上記のメッセージを掴んだら、

あとは行動の時間を最大化した方が良い場合があるということです。

先日ご紹介した、 『The 4-Hour Work Week 』 で、

著者のティム・フェリス氏は、

『大半の成果は、厳選された少数の努力から得られる。』

という、パレートの法則を徹底的に活用し、

週4時間だけ働き、それでもなお、自身の会社の企業価値を高められたという事例を紹介しています。

他にも、『Essentialism』 という本には、

最近、日本の商社の株式を大人買いしたことで話題となったウォーレン・バフェット氏の莫大な資産も、

厳選されたたった10社への投資でその90%が築かれたことを例に、

最重要事項に集中し、その他の雑多な事項にNoと言う勇気の重要性について明らかにしています。

ひょっとするとですが、プレビューで得られる40%でも、多いくらいなのかもしれません。

結論:自分の目的を達するに必要十分な量の情報を得るために、

次の4つの手順からなる 『プレビュー』 を活用していきましょう。

①タイトル、前書き、後ろ書きを読む。

②目次を流し読みする。

③各チャプターをパラパラめくり、見出しや強調部分に目を配る。

④気になったところだけ読み込む。

まとめ

まとめになりますが、本書は、

目的から逆算し、情報に優先順位をつけて処理する技法を学ぶことで、

これまでよりも、より生産的に読書ができるようになる本です。

現在、数多く出版されている速読関連の書籍は本書を原典としているのではないかなと個人的に思いました。

万が一、あなたが今、

「自分の情報処理スピードに課題を感じている。」

場合、ぜひご一読されることをオススメいたします。

今回はさわりだけ紹介しましたが、

本書の勧めに則って、1日1トレーニングを積んで行けば、

より確実に、情報処理のスピードを高められるはずです。

10 Days to Faster Reading

  • この記事を書いた人

Ken

あなたの悩みを解決する厳選ビジネス洋書を1日1冊ご紹介しています!

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